不思議な姿をしたシイラは、
海外では高級人気魚
スズキ目に属するシイラは熱帯・温帯海域に分布する回遊魚で、大きいものでは体長2m、体重40kgにも達することも。オスは成長にともなって額が隆起してくるのが特徴で、一度見たら忘れられない独特な姿をしています。銀色の体には青や緑のグラデーションと金色の斑点があり、海から揚がったときにはめまぐるしく色が変化することから「虹の魚」とも言われています。日本では雑魚として扱われることが多いシイラですが、ハワイでは「マヒマヒ」という名で高級魚として扱われており、コスタリカやアメリカ、地中海にあるマルタ島などでも人気を集める魚です。