大人のたしなみといえば「文学」。雄大な太平洋と険しい四国山地にかこまれた高知県は、その独特の風土の中から多彩な文学者が育っており、土佐の歴史と風土を内包した数多くの文学が日本の文学界に大きな足跡を残しました。そんな土佐の文学について様々な角度から迫ることができるのが『高知県立文学館』です。
常設展では多士済々な高知の文学者を「古典文学」や「自由民権運動と文学」、「近現代の詩歌」といった時代やテーマに分けて紹介。高知にゆかりの深い文学者・寺田寅彦の幅広い業績とユニークな生涯をたどる記念室や、高知県出身の作家・宮尾登美子さんの文学の世界に浸れるコーナーなども充実しています。また、話題のトピックや新鮮な視点を取り入れた企画展も見応えあり! 高知城や高知市中心街の観光と合わせて訪れてみてください。
海川山からの恵みが豊富な高知県。おいしい料理があれば、それに合うおいしい地酒もたくさんあります! 土佐の地酒は淡麗・辛口が特徴。酒豪が多い土佐人はまさにザルのようにたくさん飲みます。土佐の歴史の偉人たちも酒豪が多かったようで、坂本龍馬をはじめとする幕末の志士たちも大いに酒を飲み、熱く議論を交わしていたとか。また、第15代土佐藩主・山内容堂は自らを『鯨海酔侯(げいかいすいこう)』と呼ぶほどの愛酒家でした。


そして、土佐の酒文化を語るうえで外せないのがお座敷遊びの数々です。土佐弁で「おきゃく」と呼ばれる宴会では、酔いが回ってくると「箸拳」「菊の花」「べろべろの神様」といった酒遊びが始まって盛り上がりは最高潮に! 旅館や料亭などで楽しむことができますのでぜひチャレンジを(でも、飲みすぎにはご注意!)。
デートだからこそ訪れてみたいスポットがあります。まずは高知を代表する観光名所である「はりまや橋」。江戸時代末期、赤い欄干が印象的なこの橋を舞台に生まれたのが「純信とお馬の恋物語」です。よさこい節の♪土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た♪というフレーズにもなったこの恋物語は、高知市五台山にある竹林寺の僧侶・純信と、寺に出入りしていた美しい娘・お馬が恋に落ちたことから始まります。想いが膨れあがった純信は、はりまや橋近くにあった小間物屋でお馬のためにかんざしを購入。しかし、瞬く間にその噂は広まり、純信は規律を破ったとして謹慎、お馬も寺への出入りを禁止されてしまいます。
しかし、お互いを想う気持ちが深かった2人は他国へ駆け落ち。やっとの思いで琴平にたどり着きますが、追っ手に捕まり土佐へ連れ戻され、2人は引き離されてしまいます。その後も想いを断ち切れない純信は行商人に変装してお馬の元へ向かいましたが、たちまち正体がばれて再び引き離されることに。いつまでもお馬を想う純信は「何年経ってもきっと迎えにいくから」という手紙を人に預けますが、運命のいたずらかその手紙がお馬に渡ることはなく、結局2人は結ばれないまま生涯を閉じることになったのです。

悲しい恋物語ですが、現代のはりまや橋のたもとにはぴったりと寄り添う純信とお馬のモニュメントが設置され、2人の恋は時代を超えて成就することとなりました。夫婦の仲にも波風色々ありますが、どんな運命にも負けない強い絆を築けるように・・・そんな思いや願いを胸にして、はりまや橋を訪れてみませんか?

そして、もう1つおすすめしたいのが、2011年9月に世界ジオパークに認定された「室戸ジオパーク」です。約1億年前の白亜紀から悠久の時を経て、現在もダイナミックに変化を遂げる室戸ジオパークは地球の動きそのもの。世界トップクラスとも言われる地質遺産をはじめ、多様な生態系、それらを保護・活用してきた室戸の歴史や文化なども幅広く楽しむことができます。

その中で夫婦でぜひ見てほしいのが「鹿岡鼻の夫婦岩」です。海水が岩石に付着することによって風化し、蜂の巣のように無数の穴が形成された「タフォニ」の巨大岩が2つ並ぶ光景は、永い年月を共に過ごしてなお仲良く寄り添う夫婦のようです。また、室戸岬一帯に自生する亜熱帯植物・アコウの林もぜひ見物を。根が岩肌を抱きしめているかのような不思議な光景を作り出しており、こちらも仲の良い夫婦の姿のように感じられます。
他にも、新しい大地が誕生することからプロポーズにふさわしい【恋人の聖地】に認定された「室戸岬」や、優雅な太平洋に沈む夕陽などロマンチック要素も満載。地元の食材をふんだんに使った"ジオメシ"や、女性に嬉しい海洋深層水スポットもあるので、たっぷりの時間を用意して室戸の魅力をご堪能ください!

夫婦仲良く土佐デートを楽しんだら、思い出の証となるお土産もお忘れなく。土佐の伝統工芸品である「土佐宝石珊瑚」は、幸福な結婚や豊かな人生を象徴するものとして古くから重宝されてきました。珊瑚特有の優しい色合いは日本人の肌になじみやすいとも言われており、幅広い年代の方へのプレゼントに人気を集めています。女性にはネックレス、イヤリング、指輪、ブローチといったアクセサリーを。男性にはネクタイピンやタイタックがおすすめです。

さらに心に残る贈り物を、と考えている方には珊瑚同様土佐の伝統工芸品である「土佐和紙」に感謝の手紙を綴ってみるのはいかがでしょうか?素朴な風合いの土佐和紙なら書いた人の気持ちも優しく伝わるはず。
土佐和紙の町・いの町では土佐和紙の手漉き体験もできるので、自ら漉いた和紙に思いを込めた言葉をのせるのもステキですよ。























