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1988年、高知県で誕生した土佐ジローは、全国初の卵肉兼用地鶏。どこの地鶏にも負けない鶏を作ろうと10数年の歳月をかけて開発を行い、高知県原産の土佐地鶏を父親に、ロードアイランドレッドを母親として生まれた一代雑種の地鶏です。卵は小ぶりながらも濃厚な風味の有精卵。じっくりと育て上げられた肉は、うまみ濃く噛み応え充分。昔懐かしい地鶏の味を存分に堪能できます。
| 主な産地 | 安芸市、南国市など |

さんさんと降り注ぐ南国高知の太陽を浴び、広いオープンスペースで自由に遊ぶ土佐ジロー。自然のままの地面の上を砂や土を蹴散らしながら元気に駆け回る毎日です。野鳥や外敵から守るためにネットは張っていますが、ほぼ放し飼いのような状態。ケージで飼われている一般の鶏とは異なり、ストレスなく健康的に育てられます。日当たりのいい鶏舎は清潔で風通しがよく広々としています。「1平方メートルあたり10羽以下で飼育」という地鶏の定義を6羽以下と余裕でクリアする広さに加えて、さらに広々とした放飼場で飼育できるのは、自然豊かな環境だからこそ。

健康な鶏を育てるためにエサは安全なもの、体にいいものにこだわります。土佐ジロー専用飼料をベースにかぼちゃや緑黄色野菜などもふんだんに与えます。新鮮な野草をついばんだり、大根葉などの野菜を摂ることで内臓が丈夫になり、元気な鶏になります。また、土佐ジローの卵にはβカロテンやビタミンEなどの含有量が豊富です。
土佐ジローは、生後5ヶ月頃から卵を産み始めます。オスとメスを一緒に放し飼いしているので卵は全て有精卵。自然のリズムに任せているので産卵率は高くなく、季節によって産卵数もまちまちです。大体3日に2個の割合で産み落とされます。大きさは約40g。通常の卵(約60g)に比べると小ぶりですが、殻が硬く、黄身の割合が多くて濃い黄色。黄身も白身もしっかりと盛り上がり、濃厚な味。甘みすら感じられます。これは、ぜひ卵かけごはんで食べてほしい!
土佐ジローの肉は一般の鶏とは比べようがないほどの噛み応え。450日齢まで飼育されるメスの熟鶏は、しっかりとした噛み応えで昔ながらの地鶏のような硬さ。噛むほどにコクを味わえます。アミノ酸含有が他の銘柄鶏に比べて格段に高く、うまみたっぷりです。オス鶏は150日間飼育され、適度な歯み応えで力強い味。出荷されるまで放し飼いで充分体を動かしているので、緻密で引き締まった肉質。脂肪もあっさり少なめです。
土佐ジローの卵からかえった土佐ジローは一代雑種のため、産まれた卵をかえしてもそのヒナは土佐ジローではありません。そのため、生まれて2日目のヒナを連れてきて飼育します。ヒナはとてもデリケートで暑さ、寒さ、ストレスに敏感。温度管理や健康チェックを怠らず、細心の注意を払って大事に育てます。
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土佐ジローの卵は通常の鶏のものに比べるとやや小ぶり。しかし、その中には栄養素がギュッとつまっています。中でも新鮮な牧草類・野草をたくさん食べるためβカロチンとビタミンEの含有量は抜群です。
土佐ジローの肉は卵以上に貴重と言われています。自然の中を駆け回っているので余計な脂肪分が少なく、ヘルシーです。噛むほどにどんどん旨味が広がります。
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