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| 高知県出身のまんが家・青柳裕介さんの人気コミック「土佐の一本釣り」でも知られる中土佐町久礼。カツオの一本釣りで名高い漁港があることでも有名で、県外からもたくさんの観光客が訪れています。 今回、紹介するのは地元で生産されたイチゴを使ったスイーツなどで好評を博している「風工房」さん。 今年7月に登場した新商品「ふたなそるべ」をはじめに、10年以上にわたり、多くの人に親しまれているお店の話を開店時からのスタッフ・政岡さんに伺いました。 |
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中土佐町久礼といえば、カツオのイメージが強いですが、「風工房」のスイーツはどれも繊細かつ上質の味わいでファンも多いですよ。 (コウチ・マーケット 平永店長) |
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高知市から車で約1時間、眼前に雄大な太平洋が広がる中土佐町久礼。黒潮本陣や久礼大正町市場などの観光スポットもあり、県外から多くの人が訪れる同地で高い人気を得ているケーキ店が「風工房」さんです。 週末や長期の休みには、開店前からお客さんが店前で待つということもしばしばとか。 人気の秘密は地元で作られたイチゴを中心にした数々のスイーツ。1Fのショーケースにはシフォンケーキやショートケーキなど多彩なケーキが並び、それぞれカラフルでまるで宝箱のよう。また、イチゴを使った手作りジャムやクッキーも販売されています。 2Fはカフェスペースになっており、久礼湾を眺めながらケーキやドリンクが楽しめ、ドライブの休憩にもピッタリ。地元の人はもちろん、遠くからわざわざ足を運ぶ人も多いというのも納得です。 |
![]() 中土佐町久礼の海岸沿い。「風工房」は青色を基調にした外観が目印です。 |
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| カフェから一望できる久礼湾。その美しい風景にも心和みます。 | 数多くのケーキが並ぶショーケース。どれにしようか迷いそう。 | 2Fのカフェコーナー。自然光がたっぷり入る開放的な空間です。 | ケーキの他、クッキーなどの焼き菓子もあり、お土産にと人気です。 |
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| 「風工房」がオープンしたのは今から約11年前の平成9年12月。地元のイチゴ農家の女性達により設立されました。 「春先に出荷できずに廃棄するイチゴがすごく多くて。自分たちが一生懸命に作ったイチゴを何とかしたかったんですね。最初はジャムやゼリーなどを考えていたのですが、美味しいイチゴを生で味わってもらいたい、とケーキ屋を始めようと思いつきました。ケーキ専門の先生のもと、一年間じっくりとケーキの作り方を習いましたね」と政岡さんは当時を振り返りながら話してくれました。 開店当時、農家の加工品といえば漬け物が多くて、その中でイチゴ農家の奥さんらによるケーキ屋さん、それも魚のイメージが強い中土佐町久礼でというのが珍しく、多くのお客さんが訪れ、その味わいにすっかり魅了された人がまた別の友達に紹介したりと、「風工房」の評判は県内外に広まっていきました。 「イチゴ栽培との掛け持ちで大変だけど、自分たちのお店だから、頑張れば頑張った分、形や喜びとなって返ってくるから頑張れますね」と政岡さん。 |
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| オープン時からあり、高い人気を誇るシフォンケーキ(イチゴまたはチョコレート)。 | |
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| ケーキや焼き菓子などが並ぶ店内。切り盛りするスタッフは女性のみです。 | |
| 今年7月から本格的に登場した「ふたなそるべ(1個200円)」。中土佐町久礼、屈指の景勝地であり天気がよければ「風工房」からも見られる“双名島(ふたなじま・トップ画像)”から名前を得たシャーベットです。 同地のイチゴをはじめ、大野見産のブルーベリーやショウガ、仏手柑(ぶしゅかん:柑橘類)やスモモ、土佐文旦など全10種類の大半が高知県産や地元の食材を使ったシャーベットです。下準備した食材をミキサーにかけて、シャーベットにするから、食材の旨みがそのまま感じられます。 また、それぞれの食材のシャーベットの下には、れいほく牛のミルクシャーベットという二層式。二つの味わいをそれぞれ楽しむもよし、絡めて食べるもよしと3種類の味わいが堪能できます。 食材へのこだわりのほか「シャリシャリとした食感ではなく、アイスクリームのような口当たりにしたかった」と政岡さん。試行錯誤を繰り返し、ゼラチンを加えることで実現した滑らかな舌ざわりも魅力です。 |
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ふたなそるべ種類一覧 ・イチゴ ・ブルーベリー ・土佐金時 ・紅玉(りんご) ・生姜 ・仏手柑 ・枝豆 ・スモモ ・土佐文旦 (小夏)・さとうきび ※8/12現在のラインナップ |
| ふたなそるべ。キュートなパッケージも目を引きます。 | 食材そのものの色合いも食欲をそそります。 |
また、「ふたなそるべ」のイチゴ味を作る所も見せてもらいました。
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| 政岡さんらイチゴ農家には、春先に出荷できず冷凍させたイチゴが約2トンもありますが、それ以上に止むを得ず廃棄するイチゴも多いとか。 「新メニューの開発や冷凍イチゴの販売など、自分たちのイチゴが無駄にならないようにしていきたいですね」と政岡さん。 「ふたなそるべ」についても、美味しい地元の食材があれば、積極的にシャーベットにしていきたいとのこと。みょうがやスイカ、トマト、ゴーヤなども試したことがあるとか。 また、同町らしくカツオは?というこちらの質問に、「最初、案はあったけど、みんなからいい返事がなくて(笑)。カツオの風味というよりも、タタキの香ばしさが出せるのであれば、いいかもしれませんね」と政岡さんは答えてくれました。 店舗での販売以外にもインターネットなどでの通販にも関心を持つ政岡さん。 「ふたなそるべ」はもちろん「風工房」が生み出す商品、そして中土佐町久礼産イチゴのこれからにも大注目です! |
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| 今回、お話を伺ったスタッフの政岡さん。 | |
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