
世界には8000種を越えるトマトがあり、日本でも120種を越えるトマトが登録されています。色別に大きく分けると ピンク系、赤系、緑系に区分され、日本では桃太郎を代表とするピンク系トマトが主流です。 数年前から冬にハウス栽培される高糖度トマトが人気を呼んでいますが、これも主に桃太郎系。 原産地アンデスの気候に似せ、極力水分を控えることにより小粒で甘み等が凝縮されたトマトに仕上げられているのです。
| 産品の旬 | 2月~5月(冬春期の旬) |
|---|---|
| 主な産地 | 高知市、日高村、香南市、 仁淀川町など県内各地 |
園芸王国高知において、元々高知の桃太郎トマトは定評ありましたが、トマト界に革命を起したのは、1970年の台風10号。
この台風が、高知市を襲い堤防が決壊、海水が畑に流れ込みました。土壌に塩分が残り、生産者は絶望の中で栽培を続けました。
そして出来上がったトマトは「小粒ながら甘い」。この甘さが評判を呼び全国に知られるようになりました。
徳谷トマトの旬は春~初夏。後に続き、夏には四国山脈の中腹で、ぴゅあトマトやてっぺんトマトが出回り、再び12月には、
フルーツトマトが出始めます。
甘みはもちろん酸味のハーモニーも、高知のトマトの美味しさの一つです。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」など、トマトには、栄養価の高さにまつわる言葉が数多くあります。
まずは抗がん作用があると話題になったリコピン。リコピンはトマトに含まれる赤い色素で、老化の原因と言われる活性酸素を退治する作用があります。
また、ルチンは血圧を下げる効果があるので高血圧の方におすすめ。ビタミンAとCが豊富な他、細胞と細胞をつなぎ、コラーゲンを作り出したり
血管を丈夫にしたりするビタミンH、Pといったビタミン類を多く含んでいます。
トマトは生を1個食べても約40kcal。血液の流れを良くし脂肪の消化も助けてくれます。冷たく冷やしてガブリと食べるほか、パスタや煮込みなどの料理にも相性抜群です!
トマトの先端を見ると、放射線状に筋が入っているものがあります。これが美味しさの目印スターマーク。
またベースグリーンと呼ばれる緑色の部分が濃いものは、糖度も高く旨みも濃いと言われます。
トマトは、つるがどんどんと上に伸びながら実をつけていきます。下段から始まり5,6段目までが収穫時期と言われ、
3段目あたりが最も旨みが豊かと言われます。一般のトマトの糖度は5度前後に対し、高糖度トマトと呼ばれるものは8度以上、
特に甘みが強いと感じるものは12度ほど。いずれにしても甘みと酸味のバランスがトマトの美味しさを見極めるポイントでしょう。
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