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高知では馴染みのお菓子。誰もが幼いころからおやつとして食べてきた懐かしい味です。サツマイモを油で揚げ、砂糖蜜をからめただけ。この素朴なお菓子を高知では「芋ケンピ」と呼んでいます。
ルーツは古く、江戸時代中期といわれています。薩摩から土佐に伝えられたサツマイモは丈夫な上、台風などの被害を受けにくく、盛んに栽培されるようになりました。土佐の気候風土にマッチし豊かな収穫をもたらすサツマイモを貴重な油で揚げた菓子は、その昔、ハレの日の食べ物として大切に供されたということです。
| 主な産地 | 高知県内各地 |
良質の芋を上質の油で揚げ、サツマイモは細長くカットし、油で素揚げします。二度揚げすることにより、こんがりカリッと揚がります。次に揚げたての芋を砂糖蜜に浸け、乾かしながら冷まします。これで出来上がり。添加物や保存料などは一切使わないから安心です。お芋の風味と砂糖の甘さがほんとうに優しい味わい。夏の終わりに収穫される新芋で作ったものは、よりフレッシュな味わいです。
県内各地で製造されており、原料芋も地元のサツマイモや九州の契約農家で栽培された白芋のコガネセンガン、最近では変わりダネとして紅小町や紫芋などさまざま。室戸海洋深層水や四万十青のり、ゆず、ゴマなどを使ったものまでいろんなバリエーションが展開されています。芋の種類、揚げ油のブレンド、砂糖やフレーバーの工夫など、高知県人にとって身近な芋ケンピはこれからも進化し続けそうです。
黒ごま
芋せんべい

お芋が原料だからサツマイモは食物繊維やビタミンCがたっぷり含まれ、加熱しても残るのでとてもヘルシー。芋ケンピは女性ならずともうれしい自然派のお菓子です。1本食べたら、もう1本、次々手が出てやめられない!でも、健康志向のお菓子です。
土佐に古くから伝わるスティック状の干菓子のことを「ケンピ」といいます。同じく芋を細長く切って作っているから、それになぞらえ「芋ケンピ」と呼ばれるようになったということです。
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甘くて懐かしいお芋のお菓子。ポキポキの食感についつい手が伸びます。
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